くすえだ鍼灸院 院長がまた本を出版しました 題名は『鍼灸医学・九鍼は本当に鍼なのか』です 1

くすえだ鍼灸院 院長 黒田俊吉の鍼灸関係の本としては、4冊目となる本を出版しました。

 

 


今回の本は『鍼灸医学・九鍼は本当に鍼なのか』という題名です。今回は完全に鍼灸師、または鍼灸に関係している人向けの専門誌となりました。

九鍼とは、治療用の鍼は古来より9種類あるとされてきて、鍼灸学校でも鍼の種類は9種類あると教えられます。しかし、主に使い方を教わるのは、9種類の中の毫鍼といわれる鍼が主です。
そこで現在鍼治療に主に使われている細い鍼と、いわゆる九鍼といわれる9種類の鍼は出自が違うのではないかという疑問を持ちました。
そこから九鍼は本来鍼ではないのではないかという疑いが濃厚になり、私なりに調べた結果、やはり鍼ではないのではないかという結論に達したというものです。