第五章 艾とお灸の歴史 137
第一節 お灸について 139
1.お灸はいつ生まれたか 140
2.お灸はどこで生まれたか 140
3.お灸発生の証拠は 141
4.広がらなかったお灸療法 141
第二節 艾 142
1.お灸の歴史を検証する 142
2.ヨモギが出てくる書物 143
余談1(葛(くず)) 144
3.ヨモギとは 145
4.蓬と艾という漢字 146
5.艾のはじめ 147
余談2(晒艾(さらしもぐさ)) 147
第三節 お灸 148
1.灸のはじめ(紀元前300年よりも古い) 149
2.初期医書の中のお灸 150
1)馬王堆漢墓出土医書(前168年) 150
(1)『足臂十一脈灸経』 150
(2)『陰陽十一脈灸経』 150
(3)『五十二病方』 151
2)倉公(淳于意)《医案》(前176年) 152
3)張家山漢墓医簡(前漢初期) 152
余談3(最古の医書とは) 152
第四節 お灸医療・漢以降の変遷 154
1.鍼灸医学の原点素問霊枢 154
2.鍼灸甲乙経の中のお灸 155
余談4(最古の経穴書とお灸) 156
3.肘後備急方(ちゅうごびきゅうほう) 158
1)肘後備急方の功罪 159
第五節 晋から唐代(265年~960年)のお灸 160
1.備急千金要方 161
2.外台秘要方 162
3.お灸全盛期 163
4.壮数の増加 164
余談5(お灸の壮数) 165
第六節 宋の時代の灸医学 166
1.鍼灸医学の発展 166
2.宋代はお灸離れか? 167
第七節 元の時代背景と灸医療 168
1.金元時代の医学背景 168
余談6(戒疤(かいは)中国出家僧の頭の灸痕?) 169
2.宋から元の時代へ、お灸離れは食い止められたか 170
3.それでもお灸は注目されていた 170
第八節 明代のお灸事情(1368~1644) 171
余談7(明代以降の灸と日本) 172
余談8(中国と日本の艾について) 174
第九節 お灸と線香 175
1.線香以前 175
2.灸箸(やいとばし) 176
余談8(灸箸の使い方) 178
3.線香について 178
4.お灸に使われる線香 179
5.線香の歴史 180