送られて来た本

我々古典派の鍼灸師は、2000年位前に書かれた素問・霊枢という本を読む必要があります。しかし漢文で書かれたこれらの本は難解で難しい。若い頃、必死になって読んだけれど、昨年から若い鍼灸師数人が講義してくれとのことなので、昔のノートを整理しなおししながら講義をし始めました。この時パソコンで作った自分ノートを自由が丘の私の大先生に、はずかしながら、こんな恰好で講義していますと、2か月に1回お送りしていました。先生からは、今までの解説書よりも分り易くて素晴らしいとの評価を得ていました。先日研究の資料にして下さい、本を送りますとの電話がありました。今日その本が届いたのですが、富有柿30個入りの段ボール箱で、重さ10kg以上の重さでした。あけてみると欲しくてもなかなか手の出ない本がぎっしりと詰まっていました。ありがたいけど責任重大で、今後どうしようかと悩んでいます。