第七章 経脈の発明過程 227
第一節 経脈の原型 230
1.経脈についての新発見 230
2.『足臂十一脈灸経』について 231
3.『足臂十一脈灸経』の内容 232
1)足の太陽脈の部分の訳 233
2)手の太陰脈の部分の訳 233
4.『足臂十一脈灸経』考察 234
1)脈の発見は足が先 234
2)脈の発見は施術者か 235
第二節 原初の経脈発明を推論 236
1.荘子刻意篇 237
2.『荘子』大宗師篇「踵息(しょうそく)」 238
1)吐故納新と踵息 239
2)病人はどうする 240
3)経脈の芽生え 241
(1)足の6本の原初経脈 241
(2)呼吸法では不満足 242
余談1(黒漆人形) 243
余談2(現代仙術の気の廻し方) 244
3.原初経脈の意味 245
1)原初経脈に流れているものは何か 245
2)流れているものはどこから来て何処へ行くのか 246
3)呼吸は現代でも吐き出してから吸う 246
余談3(ラジオ体操の呼吸は?) 247
4.足の流注・手の流注 247
第三節 経脈の進化過程 248
1.健康法から進歩して医学に 249
1)巫と医の競合 149
2)養生と医の違い 249
3)経脈が閉鎖系回路に 250
(1)養生の気・医学の気 250
(2)脈を流れる気 251
2.経脈の完成形へ 253
1)経脈完成に必要だった鉄の鍼 253
2)鍼のひびきが関与か 254
3)経穴の発見も大きな刺激に 254
第四節 脈の意味 255
1.脈は血管か 255
余談4(血液循環と毛細血管) 256
2.脈、中国初の解剖からの考察 257
3.経脈と血管は違うという結論 258
1)細い血管の先は 259
2)結果の拍動部 260
3)経脈は何故線状なのか 260
第五節 経絡の完成と今後 261
1.経脈から経絡へ 261
1)絡脈の必要性 262
(1)血管の枝分かれから 262
(2)刺絡 263
2.経絡の完成と発展 264
3.経絡否定論 265
4.経絡は存在するか 266
余談5(経絡を理解してもらうために) 267